ぱっちりひつじ

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ひつじAによる全曲解説:第3回「もう、ありますよ」

ひつじA:りょう :
Category: おんがく,ゆめ

まずは、先日の「M3-2012秋」。
たくさんの方が訪れてくださり、本当に感謝しております!
少し生活が落ち着いてきたので、全曲解説コーナーを再開しようと思います。

■もう、ありますよ

幸せモードから急激に悪夢へと転じる、ちょっと変わった構成の曲。
これは、2010年くらいに見た夢を元にしています。

夢の中での自分は、その日、ルンルン気分で曲作りをしていました。
身の回りにある色々な題材を眺めてはイメージを膨らませ、
自分の好きなもの、嫌いなもの、どうでも良いもの、
その全てを盛り込んだ、渾身の1作を作ろうとしていました。

そして苦心の末、やっと曲が完成します。
大喜びの僕でしたが、ふと机の端に目をやると、一通の手紙が置いてありました。
恐る恐る開けてみると、そこには小さな字でこう書いてあったのです。
「そのうたは、もう、ありますよ」

ショックを受けた自分は、その曲を破棄し、手紙もビリビリに破くのですが・・・。
次の日も、その次の日も、その手紙はいつのまにか置いてあるのでした。

・・・。

なんといいますか、音楽をやっている人間にとって、
ひじょーに後味の悪い夢だったわけで。
あまりに悔しかったので、どうにかして面白い曲にしてやろうと思い、
色々と工夫を盛り込んでしまいました。

イントロ部分は料理番組のテーマ的なイメージ。
そして、曲が完成するシーンでは、「チーン!」という電子レンジの音を入れています。
「手作りかと思ったらレトルト食品だった」という感じで、
音楽を料理になぞらえて、自虐的な感覚をこっそり込めてみました。

あと、おまけレベルの話ですが、ちょっとした「謎解き」も盛り込んでいます。
中盤の、色々な単語が並ぶ箇所。
ここには、何かが潜んでいます。
歌詞だけみていても分からないので、ボーカルに注目して曲を聴いてみてください。
仲間はずれの単語が見つかったら、あとはそれらの共通点を探せば・・・。
まぁ、分かっちゃうと「なーんだ」って感じですが。